吉川英治
更新日 2015/08/22
吉川英治(よしかわ えいじ、1892年8月11日 – 1962年9月7日)は、日本の小説家。
様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。1935年(昭和10年)より連載が始まった『宮本武蔵』は広範囲な読者を獲得し、大衆小説の代表的な作品となった。戦後は『新・平家物語』、『私本太平記』などの大作を執筆。幅広い読者層を獲得し、「国民文学作家」といわれる。
Sponsored Link
学ぶ すべてが先生
・私は地道に、学歴もなく、独学でやってきた。座右の銘というものではないが、「我以外皆師也」と思っている。
・我以外皆我師也 (われ以外みなわが師なり)(わたし以外、人、物、大自然のすべてが先生である。)
楽しむ 人生の面白さは山の中腹にある
・楽しまずして、何の人生ぞや。
・晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。
・登山の目標は山頂と決まっている。しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。
逆境 あきらめ
・(もう駄目)それをふと、自分の心に出した時が、人生の難関は、いつもそこが最後となる。
・百計も尽きたときに、苦悩の果てが一計を生む。人生、いつの場合も同じである。
・行き詰まりは、展開の一歩である。
・逆境を転じて、その逆境をさえ、前進の一歩に加えて行く。
その他
・人づきあいとは鏡のようなものである。
・あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
・無心さ、純粋さ、素直さなどは人の心を打つ。その力は、こざかしい知恵をはるかに凌駕する。
関連記事
関連記事はありませんでした
- PREV
- 甲本ヒロト 真島昌利 ザ・ブルーハーツ
- NEXT
- マハトマ・ガンジー