ゲーテ
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe, 1749年 – 1832年) は、ドイツの詩人・小説家・劇作家。小説「若きウェルテルの悩み」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラング(疾風怒濤)運動の代表的存在となる。シラーとの交友の中でドイツ古典主義を確立。自然科学の研究にも業績をあげた。代表作は、小説『若きウェルテルの悩み』『親和力』、詩集『西東詩集』、詩劇『ファウスト』など。
目次
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ありがたみ
・虹が十五分ほど続くと、人はもう見ない。
臆病 不安 あせり 後悔 希望
・臆病な考えや、不安なためらいや、女々しい足ぶみや、あわれな訴えは、少しも悲惨を救うことができぬ。決して君を自由にせぬ。
・あせることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。あせりはあやまちを増し。後悔は新しい後悔をつくる。
・あせりはあせりによって十倍も罰せられる。あせって目標を引き寄せようとすれば、それを遠ざけるだけだ。
・なにごとにつけても希望するのは、絶望するよりもよい。可能なものの限界をはかることは、誰にも出来ないのだから。
人生 人生の味 今を生きる 人生は短い
・まだ日が暮れない、働けよ、あくことなく。そのうちに誰も働くことのできない死が来る。
・涙とともにパンを食べた者でなければ人生の味はわからない。
・涙とともにパンを食べたことのある者でなければ、人生の本当の味はわからない。
・世界は粥で造られてはいない。君等は怠けてぐずぐずするな。固いものは噛まねばならない。喉がつまるか消化するか、二つに一つだ。
・生きている間は、なにごとも延期するな。なんじの一生は、実行また実行であれ。
・人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。
・人は多くを願うが、彼に必要なものはごくわずかなのである。人生は短く、人間の運命には限りがあるのだから。
時間 急がず休まず
・うまく使えば、時間はいつも十分にある。
・急がず休まず。
・急がずに、だが休まずに。
わかる 自分自身 人間の値打ち
・自分自身を知るのは、楽しんでいるときか、悩んでいるときだけだ。 また、悩みと喜びを通してのみ、 自分が何を求め何を避けねばならぬかを教えられる。
・みずから勇敢に戦った者にして初めて英雄を心からほめたたえるだろう。暑さ寒さに苦しんだ者でなければ人間の値打ちなんかわかりようがない。
経験 知識 本 理解
・同じ経験を繰り返して話をする人に言えることだが、彼らは経験すべきことの半分も自分が経験していないことを、いつまでもわかっていない。
・本で読んだ知識は、半分の知識でしかない。人生で、それを体験して本当の知識になる。
・理解していないものは、所有しているとは言えない。
人間の性質 性格
・人間が本当に悪くなると、人を傷つけて喜ぶこと以外に興味を持たなくなる。
・卑怯者は、安全なときだけ威たけ高になる。
・人間は、何を滑稽だと思うかということによって、何よりもよくその性格を示す。
・人間はみずからが愛するものごとによって、形づくられる。
・人は最初から人に生まれたのではない。人になっていくのである。
人間関係 他人の過ち 拒否
・性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。
・人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。
・ひそかに清く自己を保存せよ。自分の周りは荒れるにまかせよ。
・控え目な者は忍耐せねばならぬ。図々しい者は苦悩せねばならぬ。図々しくても控えめにしても、結局負い目を受けることは同じだ。
・自分も犯したことのある過ちなら、人が犯しても好感をいだくものだ。
・拒絶するのに多くの言葉を費やす必要はない。相手はただ否という一言を聞けばよいのだから。
・すべてを自分自身のおかげだと思うとしたら、それ以上進歩はできない。
孤独
・天国に一人でいたら、これより大きな苦痛はあるまい。
・誰一人知る人もない人ごみの中をかき分けて行く時ほど、痛切に孤独を感じるときはない。
批判
・批評に対して自分を防衛することはできない。これをものとせずに行動すべきである。そうすれば、次第に批評も気にならなくなる。
・私個人は多年人に噛みつかれることになれているので、経験からこう言いたいと思います。たとえ人の反対を受けても、自分の声がかき消されるなどという心配はさらさらない。ただ焦ってはいけない。つねに行動を続け、時に語り合うこと。そうすれば、われわれの考え方に賛成する人がしまいには結構たくさん出てきます。
自主自律 自分の道を歩く 周りに振り回されない
・自分に命令しないものは、いつになっても、しもべにとどまる。
・自分自身に命令しない者は、いつになっても下僕にとどまる。
・自分の心を支配できぬ者に限って、とかく隣人の意志を支配したがるものだ。
・自分自身の道を歩いて迷っている人のほうが、他人の道をまちがいなく歩いている人々よりも、私には好ましい。
・この動揺する時代に自分までぐらつくのは災いを増すばかりだ。おのれの志を守ってゆずらぬ者だけが世の中を作り上げて行くのだ。
視野を広く 世界は広い
・一つ所に執着するな。元気に立って、さあ行こう!頭と腕に快活な力があれば、どこに行ってもうちにいるようなもの。太陽を楽しめば、どんな心配もなくなる。めいめい勇んで出かけよう。世界はこんなに広い。
個性 欠点 自分の流儀
・ある種の欠点は、個性の存在にとって必要である。
・一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ。
夢 希望
・我々は高みに憧れるが、歩き出すことには無関心だ。山々を望みながら、平らな道を歩きたがる。
・さまざまなものを未来に望んでいる眼には、小さなことことは、じきに映らなくなってしまう。
・小さい夢は見るな。それには人の心を動かす力がないからだ。
行動 始める
・「やる気になった」というだけでは、道半ば。
・何をなすべきか、いかになすべきか、をのみ考えていたら、何もしないうちにどれだけ多くの歳月がたってしまうことだろう。
・今日始めなかったら明日終えることなど出来ない。
・気分がどうのこうのといって、何になりますか。ぐずぐずしている人間に気分なんか湧きはしません。今日できないようなら、明日も駄目です。一日だって、無駄に過ごしてはいけません。
努力 苦しみ 好機の到来
・人間は努力をする限り、迷うものだ。
・人は努力している間は迷うに極まったものである。
・苦しみが残していったものを味わえ!苦難もやがて過ぎてしまえば、甘い。
・精神の意志の力で成功しないような場合には、好機の到来を待つほかない。
難しい
・たやすくなる前は、何もかも難しいものだ。
・何事も初めは難しい、ということわざは、ある意味では真理かもしれないが、より一般的には、何事も初めは容易だ。最後の段階に登ることこそ一番難しく、これに登り得る人間は稀だ、といえる。
達成 過程も価値あるものに
・立派な目標と偉大な仕事をやり遂げる道は二つしかない。体力と耐久力である。体力はほんの一握りの恵まれた人間のものである。しかし厳しく身を守り、常に耐え抜くことは、ごく弱小な者でもできるし、たいていの場合目標を達成する。これは、彼の無言の力が時が経つにつれ、何ものにあってもへこたれないほど強力になるからだ。
・いつかは目標に通じる歩みを一歩一歩と運んでいくのでは足りない。その一歩一歩が目標なのだし、一歩そのものが価値あるものでなければならないよ。
才能 実力 中身
・能ある者は、そっと黙っていよ。そっとしておいても自ずからあらわれてくる。どんなに装ってみても、結局は人の問題だ。
・物事を明確に書き記したいときには、まず考えを明確にせよ。崇高なものを書くためには、まず崇高な心を手に入れよ。
知識 興味
・われわれは知っている物しか目に入らない。
・興味のなくなるところ、記憶もまたなくなる。
・真の知識は経験あるのみ。
・知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない。
勇気
・名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。財産を失ってもまたつくればよい。しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。
・財貨を失ったことは僅かを失ったことだ。気を取り直して新しく手に入れなければならない。信頼を失ったことは多くを失ったことだ。再び得るには多くの努力が必要だろう。勇気を失ったことはすべてを失ったことだ。もはや埋葬されるしかないだろう 。
人を動かす 本気
・おまえの本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じて出来ない。
・あなたの心の底から出た言葉でなければ、他人の心に響くことなどないのです。
・本気でものを言うつもりなら、言葉を飾る必要があろうか。
幸福 喜び 気持ちよい生活
・王様であろうと百姓であろうと、己の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
・自己が自己であるために、支配することも服従することもいらぬ人間が、偉大な幸福な人間である。
・喜びには悩みが、悩みには喜びがつきものだ。
・気持ちよい生活を作ろうと思ったら、済んだことをくよくよせぬこと、めったに腹を立てぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ、人を憎まぬこと、未来を神にまかせること。
・小事に喜びを感じる人を見たら、思え、その人はすでに大事をなしとげているのだ。
・なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。 幸福はいつも目の前にあるのだ。
その他
・行為の最中にも思考の余地がある。
・自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。
・およそ哲学というものは、常識をわかりにくいことばで表現したものにすぎない。
・長いこと考え込んでいる者が、いつも最善のものを選ぶわけではない。
・自由でないのに自由であると考えている人間ほど、奴隷になっている。
・自分を実際以上に考えることと、真価以下に見積もることは、共に大きな誤りである。
・大切なことを、つまらぬものの犠牲にしてはならぬ。
・現実を直視する心に、本当の理想が生まれる。
その他
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